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フコイダン健康コラム 「トランス脂肪酸」の危険ご存知ですか?   2010 / 7 / 9 

いつも料理に使用していた油が、「実は発ガン性物質だった」と言われたらどうしますか??

ある有名メーカーの食用油が、「発ガン性物質に変化する」可能性があるとして販売を中止した問題はご存知の方も多いはず。
この「体に脂肪がつきにくい」とうたった特定保健用食品の食用油は、体内で発がん性物質になる恐れがある成分が含まれていることが分かりました。
その成分とは「グリシドール脂肪酸エステル」。油のにおいを抜く過程で出る不純物でだそうです。

このメーカーの関連商品(12種類59品目)の出荷を停止すると発表し、スーパーなどには販売自粛を要請。
さらに返品を求める消費者には代金を返す・・・というものでした。


この食用油にかかわらず、私たちが普段何気なしに使用している油にも危険な成分が含まれているのです。
「トランス脂肪酸」をご存知でしょうか?
テレビコマーシャルなどで聞いたことある方も多いかもしれません。

大半の食用油メーカーが植物性油脂から製造するサラダオイルやマーガリンは、植物油を高温で精製することや
液体油を水素添加して固形化する過程で、トランス脂肪酸という有害な脂肪酸が生成されています。

このトランス脂肪酸が曲者なのです。
トランス脂肪酸が善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やすことで
血栓形成、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など様々な病気を引き起こします。
その他にも、悪性リンパ腫、乳ガンもトランス脂肪酸が原因という研究もあるほどです。

油を250度前後の温度をかけて精製する過程で、油に含まれているオメガ-3(α-リノレン酸)などの
必須脂肪酸やその他多くの栄養素は破壊されてしまいます。
ゆえに栄養価はなく、脂肪とトランス脂肪酸のみ含まれた危険なサラダオイルやマーガリンになります。
このオメガ-3の不足で、アトピーなどのアレルギーリューマチなどの関節炎が悪化することも分かっています。


トランス型不飽和脂肪酸は加工油脂を加熱調理に使っても増え、アレルギー反応が過敏になってしまいます。
いつもならアレルギー反応が出ない少量のアレルゲンでアレルギー反応を起こす危険な食用油になってしまいます。
健康のことを考えるなら、不安定なトランス型不飽和脂肪酸を加熱して摂取することは避けた方が賢明です。

不自然な脂肪には健康を害するリスクがあります。酸化した油は、アレルギー反応(花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息)を劇症化させるリスクを高めます。
他に、潰瘍性大腸炎、クローン病、骨髄性白血病、虚血性貧血、甲状腺ホルモンの異常、女性ホルモンの異常、全ての内分泌(ホルモン)系の異常のリスクも高める傾向があるのではとの懸念もあります。

アメリカでは、この危険極まりないトランス脂肪酸によって、年間3万人が命を落としているという推計も発表されているので驚きです。

アメリカやカナダ、デンマーク、ドイツ、オーストリアではすべての加工食品に含まれている
トランス脂肪酸の含有量を表示することが義務づけられています。
オランダではもっと厳しく、トランス脂肪酸を含む油脂類は、発売が禁止されているそうです。



日本人は、昔に比べ、揚げ物、カレーのルー、マーガリン、マヨネーズ、クッキー、ケーキ、コーヒーフレッシュなどを多く摂るようになりました。
トランス脂肪酸の含まれた食用油で調理すれば、様々な病気のリスクは非常に高くなるのです

ではどういった油を使用すればいいのでしょうか。
次回、詳しく書いていきたいと思います。

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