
フコイダン健康コラム サプリメントは科学的か 2010 / 9 / 2
現代医療に疑問符のつく昨今ですが、
それでもやっぱりサプリメントは信用できない…
という方もまだまだいらっしゃいます。
でも、このコラムをご覧いただいているあたり、
あなたは、サプリメントも必要かも…とお考えでしょうか。
そんなあなたに、
サプリメントによる病態改善の研究と臨床の歴史をちょっとだけ
お伝えし、科学的に信用できるものかと言う点で確信を得ていただきたいと思います。
サプリメント摂取に対する見方がまたちょっと変わるかもしれません。
8月中は、抗酸化力の強いビタミンについて書きましたが、
風邪やインフルエンザにはビタミンCの大量摂取が効果的!…とか、
ビタミンCの静脈注射によってがんを攻撃できる!
という驚くべき研究を発表したのは、
二度もノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士(1901~1994)です。
彼は医学者ではなく、物理学、化学、生物学者で、アインシュタインに並ぶ天才と言われています。
DNAの解明(たんぱく質の立体構造)を成し遂げた人物なだけに、
細胞(細胞病理)よりさらに進んで、細胞を構成する分子の異常により病気になる(分子病理)と理解していました。
ポーリング博士は多くの疾患を分子の異常ととらえたので、その分子の異常を改善することにより治療効果があると考えました。
つまり、正常にあるべき分子を至適濃度に保つことにより自然治癒力が高められ、
病態改善が得られると論じたのです。
例えば、風邪を引いたときは、ビタミンCの至適濃度が高くなるので、一度に1000mg摂取してみよう…
(必要量より少ないと残念ながら良い反応は出ない)
とか、
双極性障害(精神分裂病)の患者さんはナイアシンが不足しているから、
ナイアシンを大量に摂取させる事で、正常な精神状態に回復する…
といった具合です。
これは 分子整合栄養医学 と言われ、病気に対する根本的な治療法といえます。
しかし、エビデンス(臨床)に乏しいという理由で、医学会からは批判を浴び続けました。
あまりに進んだ考え方ゆえに受け入れられなかったのでしょう。
その状況は今の日本ではあまり変わりません。
しかし、ポーリング博士だけでなく、カナダのホッファー博士をはじめとした
アメリカ、カナダの臨床医を中心とした分子整合栄養学による様々な病気やがんの治療が活発に行われ、
臨床例が地道に積み上げられてきました。
1975年には、アメリカの上院議員マクガバン氏が上院議会に提出した、膨大なレポート
(マクガバンレポート)が大きな転機となりました。
3000名以上の有能な医師や科学者、生化学者らの協力を得て、出された結論は
「あらゆる病気は、誤った食事が原因だった。」
「現代医学は、栄養の問題に盲目な片目の医学だ。医療改革、医者の再教育が必要だ」
というものでした。
その後、サプリメントは広く人々に認知されるようになり、
1994年には「栄養補助食品健康教育法案」という、健康補助食品に関する法案が成立しました。
これにより、サプリメントにその効果・効能を表示することが認められるようになったのです。
(日本においては薬事法が非常に厳しく、サプリメントの効果・効能の表記は違法です)
国としては、年々増大する国民の医療費を抑えるため、
また、日本のような健康保険制度のない米国人にとっては
病気にならないことが何より大切なため、
予防や治療のためのサプリメント摂取が推奨され、利用は急増しました。
多くの医者たちも栄養療法を取り入れるようになり、
がんに対しても有効性を認める多くの論文が発表され続けました。
それは米国国立衛生研究所(NIH)や米国国立がん研究所(NCI)も認めるところとなり、
現在も積極的な研究が行われています。
日本でも先進的な考えの勇気ある医師たちの中には、
薬に頼るのではなく、栄養摂取による、自己免疫を高める仕方での治療を取り入れる
方々がいらっしゃいます。
大変感謝すべきことと思います。
病気は薬が治すのではなく、人間の自己免疫力によって治すのですから。
しかし、
もちろん、サプリメントならなんでもOKというわけにはいきません。
コンビニや100円ショップでもサプリメントが買えますが、
安全性、効果性は、かなり疑問です。
私は、一ヶ月分が1000円以下で買えるようなものはまず合成だなと思って
買わないことにしています。
やはり、価格と中身は比例します。
かといって、高ければ良いものとは限らないので騙されないよう注意も必要です。
安全性や、本当に良いものが国民に普及するためにも、国をあげた取り組みを
期待したいところです。
あなたも医療費の高騰が問題になっている日本…心配ですよね。
そろそろ、予防医学や栄養療法に目を向けて良いのでは?と思いませんか。







