
フコイダン健康コラム 抗酸化ビタミン…A 2010 / 8 / 13
がんの治療にも使われる抗酸化ビタミンといえば?
ビタミンC?
…と言う方が多いかもしれませんが、
実は、ビタミンAも、抗酸化やがんへの作用の面で
かなりの注目株なのです。
βカロチンと言う方が馴染みがあるでしょうか。
βカロチンは緑黄色野菜に沢山含まれていて、体内でビタミンAに変換されます。
動物性食品の、レバー、卵黄、牛乳、うなぎにもビタミンAが豊富です。(レチノール)
ビタミンAを体の栄養にするために「運ぶ」役目をするのはたんぱく質なので
緑黄色野菜もたんぱく質と一緒に食べることが効率的にビタミンAを摂取するのに必要ということになりますね。
ビタミンAの作用を上げてみましょう。
〇活性酸素や過酸化脂質を除去して、細胞を活性化する抗酸化作用
〇細胞の分化を正常に保つ → がんは正常な分化過程を逸脱した細胞なので、がん細胞を正常な分化過程に誘導することが治療につながると考えられています。
〇粘膜の保護
不足すると粘膜の関係する部分すべてに影響が出ます。
・皮膚 …… ひじ、ひざ、かかとがカサカサに
・卵巣 …… 子宮内膜症
・目 …… 視覚トラブル、ドライアイ
・消化器 … 消化不良
・鼻、喉、気管 …… 風邪をひきやすい
また、目の網膜にある光を感じる物質を作る重要な役割があります。
それでビタミンAが不足すると鳥目(暗いところで目が慣れない)になる訳です。
目のビタミンともいわれ、ビタミンAのルテインが一時期大ブームになりましたよね。
多くの方が悩む白内障の予防、改善にも摂取したいところです。
日本の2010年の摂取基準は男性で2800IU、女性で2300IU。
しかしこれは鳥目を予防する最低ラインです。
ちなみに、アメリカでは標準でも5000IU推奨です。
不足している人は10000IU摂取しても良いといわれているそうで、
日本の基準とは随分違いますね。
病気にならない程度栄養を摂るという考えと、
健康のために摂るという考えで、基準値が変わるようです。
沢山摂取したいという方は、食品では賄えないので、
サプリメントで摂取する必要があります。
でも、
ビタミンAを運ぶためのたんぱく質が足りない人や
脂溶性のビタミンAを消化するための胆汁が良く出ていない人は、
大量摂取すると肌が黄色くなってしまいます。
年配の方や、若くても油で胃がもたれる方。
そういう方は、ミセル化したものを利用すると良いでしょう。
もうみなさんご存知のことと思いますが、
ビタミンやミネラルは合わせて摂ることでお互いの働きを助け合います。
単独で摂っても効果的に吸収できないため、もったいないことになります。
(私どもは、予防医学・代替療法振興協会推奨のマルチビタミンを販売しています)
改めて、何事もバランスが大切ということを感じます。
特にがんの見つかった方は、食事法の一つとして、動物性たんぱくを避ける方も
多いようですが、これは全くおすすめできません。
「がん」という病態は、極度の栄養不足状態です。
必要な栄養を取り込み、体を作り直すうえで、動物性たんぱくは吸収もしやすく、優秀なのです。
体はたんぱく質のかたまりですから。
食べすぎや悪質な油のとりすぎでがんになる方が多いことを考えると、つい極端に走って
一切とらない方向にいきがちですが…。
この、たんぱくの必要性についてはまた別の機会に論じたいと思います。
さて、食品からのとり方ですが、
上に述べたようにビタミンAは脂溶性なので、
油で調理すると60%程吸収されるといわれています。
モロヘイヤ、にんじん、パセリ、ほうれん草、かぼちゃにβカロチンがたっぷり含まれています。
油で炒めたり、オリーブオイルやごま油のドレッシングをかけたりしていただきましょう。
素材がよければ、野菜を蒸して(湯でるとゆで汁に栄養が出るから)
塩コショウ&オリーブオイルでも十分おいしいですョ♪
もちろんお塩はミネラル豊富な自然塩で。
今の時期のビタミンA豊富な食品は、なんといっても「うなぎ」ですね~♪
養殖で薬漬けのものは怖いので、時々でも、安心な「うなぎ」を食べたいですね~。
さて、来週も、抗酸化ビタミンを扱っていきます!







