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フコイダン健康コラム  放射線検査のリスク―マンモグラフィ― / 2010 / 6 / 18

日本では乳がんが急増しているといいます。
日本国内で年間1万人の死者が出ているそう。
あなたの身近にも乳がんと闘っている方がいらっしゃるかもしれません。

私の友人にも乳がんを患う方が幾人かいますし、
実は祖母も乳がんで亡くなったので、結構他人ごとではありません。

政府もこの痛ましい事態を重く見て、全国の自治体にマンモグラフィ(乳房X線撮影)を整備しました。
マンモグラフィは従来50歳以上の人に導入されていましたが、2004年度から40歳に引き下げ、視触診と共に2年に一回実施するよう改められました。

視触診で見逃されがちな微小ながんの早期発見、死亡率減少を目指したものです。

マンモグラフィに関しては、賛否両論さまざまな意見を聞きますが、今月は放射線検査をテーマにしているのでそこに焦点を合わせたいと思います。

マンモグラフィも放射線を使うことをご存じでしたか?

しかも乳房は放射線をあびることによってがんを誘発しやすい組織のひとつなのだそうです。
えっ!そんなぁ~…と思いませんか?

さらに、放射線に対する感受性は年齢によって異なり、若年者ほどリスクが大きいので、慎重に行われるべきといいます。そもそも40歳以下の若い人は病変が映りにくいので、改良が期待されています。

一方、閉経後は乳がん罹患率が急増する時期でもあり、マンモグラフィの効果はリスクを上回ると言われています。
(…とはいえ、健診導入をいっきに40歳に引き下げたのは下げ過ぎな感があります。)

乳がん検診にマンモグラフィを導入している北欧では、発見された乳がんの3分の1は、過剰診断かもしれないとう調査結果が報告されました。
日本でも、乳がんの検診の難しさはたびたび語られます。

そもそも、乳がん増加の大きな要因は食事の欧米化です。
ホルモン剤をたくさん使って育てた肉や卵や牛乳を毎日食べて育つ子供たちは、
初潮が早く、中には小学校低学年からというお子さんもいるそうです。
女性ホルモンに長くさらされるとそれだけ乳がんのリスクも上がるといわれます。

今の日本人の食生活を見たとき、今後乳がんが減ることはないだろうと思ってしまいます。

でもやはり、自分や家族を本気で守りたいと思うなら、まずは乳がんにならないように食事を変えるのが一番の近道です。
少しお値段が高く感じても、自然な餌で育てられた健康的なお肉や卵、牛乳を適量とるようにするだけで、随分違いがあるはずです。
個人的には、まめな「検診」より日々の「予防」重視でいきたいと思います。


マンモグラフィのようなX線を全否定するつもりは毛頭ありませんが、利点とリスクを比較して過剰な信頼はせずに自己管理していきたいものですね。


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