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フコイダン健康コラム 医療被ばく大国NIPPON  / 2010 / 6 / 4

週末の新聞で、前国立がんセンター名誉総長の「がんの現状と予防」と題する講演の記事が掲載されていました。
日本では、胃がんと子宮がんは減少しているが、肺がんや大腸がん、乳がんは増加しているとのこと。
がん予防のため、タバコは吸わない、アルコールは控えめに、運動して肥満を防ぐ、野菜や果物を多く食べるといったことを勧めておられました。
最後に、がんで死ぬ人を減らすうえで、検診が非常に有効とされていました。

がん検診、
みなさんは受ける派?受けない派?

ちなみに私は、正直いうと今まで一度も一般的ながん検診を受けたことがありません。
でも、そろそろ考えなくては…と思う今日このごろ。

検診といっても色々な方法があります。

中には、とりあえずCTをとってもらえば安心な気がするという方も。
実は、世界で一番CTを持っているのは日本なんです。
もちろんCTの利用も世界一です。

「PET検診ツアー」なるものがあることもご存知かもしれません。
旅行会社、航空会社、ホテルと診療機関がタイアップして、2~3日間で
費用は10~20万円以上。
沖縄、九州、北海道のリゾートホテル、さらには韓国で、
リラックスしながら最先端の検査を☆という企画です。
がんを心配する人に休養も兼ねて検診ができますよと宣伝しています。
PET検査をするときにもCTを使います。

CT検査を知らない方は少ないようですが、CT検査に放射線を使うという事は意外と知られていないようです。
全身を輪切りの鮮明な映像に出来る、夢のような機械ですが、
その被ばく量に関しては……知ると驚きです。
なんと、
胸部の単純撮影(レントゲン)と比較すると200倍~400倍になります。


そういうわけで、
世界一CTを利用している日本のエックス線検査による発ガン率は
他国の郡を抜いています。

国連科学委員会には日本のエックス線CT検査のデータが報告されなかったので、
他国の平均値を使った推計ではありますが、
日本のCT台数は人口あたり他の国の3,7倍、そして年間の発ガンの3.2~4.4%はエックス線検査が原因というショッキングな報告がなされました。
一番少ないイギリスの7倍です。

なぜ日本の医療被ばくが多いのか、
また、意外と知られていないエックス線のリスクについては今後お伝えする予定です。

注意していただきたい点として、被ばくがこわいからCT検査は一切受けないようにとお勧めしているわけではありません。
リスクと益を比較考慮して賢く利用することが大切ですね。



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