
フコイダン健康コラム 人体へ磁気を作用させるメカニズムと交流磁気 / 2010 / 5 / 14
前回、人体と磁気は切っても切れない密接な関係だとご紹介しました。
それでは、人体に磁気を作用させると、どういった効果が期待できるのでしょうか。
まず、新しい電気が起きます。
血液中に電流が生じると、電解質の電気分解が進み、血液中にイオンが増えます。
「血液中にイオンが増えた」という電気信号は末梢神経を刺激し、
その刺激がまた他の末梢神経に影響するうちに、血管が拡張します。
同時に、電気信号は脳や中枢へも伝わり、自律神経に働きかけると言われています。
その結果、自律神経のうち、ヒトの興奮状態にシフトされる交感神経の動きが抑圧され、
全身の血管は拡張し、血流量の増加がします。
この時、心拍数や血圧には大きな変化はありません。
つまり、心臓や血管といった循環器系に無理を強いて血流量を増やすのではなく、
いわばリラックス状態をもたらすことで血流を拡張し、結果的に血流量が増えるのです。
血流量が増えると、疲労物質や老廃物を排出しやすくなります。
これが、コリや腰痛の緩和につながり、末梢まで血流が盛んになるので、頑固な手足の冷えも軽くなってゆくのです。
また、血行が良くなることで、体温が上昇します。
身体が暖まると、免疫力や自然治癒力が活発になります。
酵素栄養学の面からみると、酵素というのは体温が低いと働きにくいという性質があります。
血流が増え、体温が上がれば、酵素の働きが活発になり、特に冷えが原因の病気には効果が期待できます。
ところで、人体に作用させるのであれば、磁気ならなんでもいいという訳ではありません。
磁気には「永久磁石」と「交流磁気」の2種類あることをご存知でしょうか。
永久磁石は、方位磁石など普段我々が良く目にする磁石一般のことを言います。
磁気のネックレスやブレスレットなども永久磁石を用いた磁気治療器です。
交流磁気は、電磁石に一定時間、逆方向に流れる電流を交互に流してつくる磁場で、
時間とともにN極とS極が交互に逆になり、強くなったり弱くなったりします。
この点が、永久磁石との大きな違いなのです。
また交流磁気は、永久磁石に比べて磁場の範囲が広いという特徴があります。
このため、身体の深部まで磁気が届き、効果的に全身の血行を良くすることができます。
さらに交流磁気は、絶えずN極とS極が変わるため、身体へ継続的に作用すると言われています。
これらの効果が期待され、交流磁気は代替療法の一つとして既に医療現場で取り入れられています。
脳梗塞の後遺症のリハビリや治療として、磁気治療器を利用している病院も全国各地に出来ています。
次回は血液の働きに注目し、「血行が悪くなるとどんな不調が起こるか、原因は何か」を解明していきたいと思います。
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